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単位体積質量試験(コアカッター法)の試験方法と結果について

単位体積質量試験(コアカッター法)の試験方法と結果について
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単位体積質量試験は、「土の単位体積重量・湿潤密度・乾燥密度」を求める試験で、地山・盛土などの現場において行われるので、現場密度試験とも呼ばれます。

単位体積質量試験には、以下の種類があります。

今回は、単位体積質量試験(コアカッター法)の試験方法と結果についてまとめます。

単位体積質量試験(コアカッター法)とは?

単位体積質量試験(コアカッター法)

コアカッター法は、細粒土を対象とする試験対象土にコアカッターを打ち込み、掘り出した後に両端面を整形して質量を計る試験です。

粗粒土であっても砂質土で貫入に支障がない場合には適用することができます。

試験対象土にコアカッターを打ち込み、掘り出した後に両端面を整形して質量を計り、土の密度を求めます。

コアカッターは内径が50~150mm、長さが10~20cmで貫入のための刃先がついたものを用います。

粗粒分を含まない粘性土を静的に切り出して切り出した分の質量と体積を測定して密度を求める「コアカッター法」(地盤工学会基準(JGS 1613))が該当します。

まとめ

土砂

単位体積質量試験(コアカッター法)の試験方法と結果についてまとめました。

他の単位体積質量試験についてもまとめさせていただいてますので、詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

紹介させて頂いた知識は土木施工管理技士の試験にも出てくるほど重要な知識です。

勉強に使用した書籍をまとめていますので、ご参照ください。

参考文献

地盤工学会「地盤調査法」

地盤調査の方法と解説. 地盤工学会

地質調査要領―効率的な地質調査を実施するために.全国地質調査業協会連合会