パーマカルチャー

パーマカルチャーの事例〜スクエア菜園(スクエア・フット・ガーデン)について〜

パーマカルチャー(Permaculture)とは、永続的な循環型農業で人と自然が豊かになる関係づくりを行うためのデザイン手法です。

ビル・モリソンとデビット・ホームグレンによって提唱され、Permanent Agriculture(永続的農法)、Permanent Culture(永続的暮らし)からきている造語です。

持続可能な開発目標(SDGs)で、持続的な食糧生産について考えなければならないことなどから、循環型有機栽培の一つの手法としても取り上げられるなど、近年注目されている農業手法です。

今回は、パーマカルチャーで用いられる「スクエア菜園(スクエア・フット・ガーデン)」について、まとめさせていただきます。

スクエア菜園(スクエア・フット・ガーデン)とは?

スクエア菜園とは、1m2の畑を人の手が届くサイズの30cm×30cm四方の菜園の9つに区切り、9つの野菜を栽培できるように工夫したものです。

パーマカルチャーの原則の「多様性」「小規模集約システム」「つながりのよい配置」の考えに沿っています。

「スクエア・フット・ガーデン」とも言われ、アメリカで出版された『Square Foot Gardening』から普及しました。

9つの野菜を作るため、木やブロックを使って正方形の枠を作って別の区画に侵入しないようにしなくてはいけません。

設置について

管理がしやすいように家の近くに設置し、欲しい時に収穫できるものを栽培します。

植える野菜には決まりがありませんが、手間がかからないものが良いとされており、コンパニオンプランツの考えに沿って相性のよい野菜を並べると良いでしょう。

どこに植えてもよいのですが、日当たりの観点から北側に大きく育つものを植え、連作障害への配慮をするように輪作も考えなければなりません。

スクエアフットガーデンの設置の指針は以下の通りになります。

  • 150mm以上の深さの小さな揚げ床の園芸箱で30cmの格子に区分して栽培
  • 園芸箱に泥炭ゴケ1/3、ひる石1/3、混合堆肥1/3の園芸用土入れ、施肥はせず、養分は元肥に頼る
  • 園芸箱の間に広い通路を設置

まとめ

パーマカルチャーで用いられる「スクエア菜園」について、まとめさせていただきました。

パーマカルチャーで使われる実践的な手法は様々ですので、多くの勉強が必要になります。

日本ではNPO法人パーマカルチャーセンター・ジャパン(PCCJ)や各地方の支部が主催でセミナーなどを実施していますので、そのようなところで勉強したいと思います。

また、勉強に使用している本について、おすすめの理由も添えてまとめさせていただいていますので、勉強の一助になればと思います。

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