調理法

農家おすすめ!ニンジンの栄養を逃さない効果的な料理方法

農家おすすめ!ニンジンの栄養を逃さない効果的な料理方法

食材の栄養素は料理の仕方次第で大きく変化します。

栄養を大きく損なう調理をしてしまうと、食材の栄養素を活かすことができません。

逆に、ちょっとした工夫・要点を知るだけで、効率的に栄養を活かすことができます。

今回は、「ニンジン」の栄養素を活かすための調理方法をまとめさせていただきます。

ニンジンの主な栄養

【にんじんの注目成分】

  • βカロテン:8600μg
  • カリウム:300mg
  • 食物繊維:2.8g

【西洋にんじん 可食部100gあたり成分 七訂日本食品標準成分表より】

ニンジン(人参)には、抗酸化作用があるβ-カロテンが豊富に含まれています。

カリウムも豊富で塩分の取り過ぎによるむくみ対策に役立ち、食物繊維は腸内環境を整えるのに役立ちます。


ニンジンの栄養に適した料理テクニック

上記の栄養を活かすために以下の料理方法をおすすめします。

  1. 皮ごと食べる
  2. 乱切り・輪切りにカット
  3. 油と一緒に食べる

①皮ごと食べる

ニンジンの皮は非常に薄いので、出荷前の洗浄で剥けてしまいます。

購入時についている「皮」だと思っているものは「内鞘細胞」というもので、食べることができます。

この内鞘細胞には豊富にβカロテン・ポリフェノールが含まれていますので、皮ごと食べることを推奨しています。

にんじんの皮はにんじんの目利きにも使われます。

白い筋は細根が出てくるところがが縦一列に並んでいると、土が良質で快適に生育できた証拠で美味しいです。


②乱切り・輪切りにカット

ニンジンは皮側に多く栄養があり、中心の芯には栄養が少ないです。

中心部から葉に栄養が送られ、食物繊維ばかり残っています。

そのため、千切りや細切りにカットすると、取り分け方によっては栄養が少ない部分ばっかり食べてしまうこともあります。

乱切り・輪切りにして中心部と皮側をしっかり食べられるようにカットすることを推奨します。

③油と一緒に食べる

βカロテンは脂溶性ですので、油と一緒に料理することで効率よく吸収することが出来ます。

ドレッシングをかけて食べるときは、ノンオイルよりも油分が多いドレッシングが好ましいです。

加熱調理するときも、油をしっかり使うと良いですね。

まとめ

今回、ニンジンの栄養を効果的に摂取する料理方法についてまとめさせていただきました。

栄養を生かす調理の方法に併せて、品質の良い食材を手に入れることも重要です。

残念なことに品質の良い食材を買ってみようと思っても、近所のスーパーの品揃えがない・価格高いなどの問題にあたってしまいます。

そこで、旬で良質な野菜を手軽に安く手に入れる方法として、『野菜の宅配定期便』を紹介させて頂いておりますので、ぜひご覧ください。

農家による経験・知恵によるところもありますが、栄養をしっかり摂るためには正しい情報・データも必要なため、書籍・論文などの文献で勉強しました。

栄養について勉強をした際に使用した書籍をまとめましたので、興味がありましたらご参照ください。

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