概要

石綿(アスベスト)作業を勉強するのにおすすめな参考書・専門書を紹介!

石綿は、安価であるが、耐久性・耐熱性などに非常に優れ、「奇跡の鉱物」として重宝されていました。

しかし、空中に飛散した石綿繊維を吸入することによる健康被害が指摘され、現在では石綿含有製品の制作は規制されています。

現在、石綿を撤去する作業が行われており、通常の土木作業よりも安全性が重視されるため、専門知識が必要になります。

その専門知識を習得するための参考書・専門書をまとめてみました。

石綿業務の関係者のみならず、石綿問題に関心を持っておられる人にも、理解しやすい本を選んでみました。

個人的な意見ではありますが、おすすめの理由も添えて紹介します。勉強の一助になればと思います。

石綿作業主任者テキスト 第2版

理解しやすさ
詳細さ
勉強のしやすさ
価格の安さ

工事にて石綿を取り扱う作業については「石綿作業主任者」を選任しなければなりません。

この石綿作業主任者技能講習用のテキストとして使われています。

2019年に第2版として、最新の法令・知見に対して記述の見直しがされ、334ページのボリュームがあります。

石綿作業についての知識について全てが詰まっておりますので、この1冊で全てが学べると思います。

しかし、講習のテキストに使用されるほどなので、文章が固く、若干読みづらいところがあります。

目次

  • 第1編:石綿による障害とその予防措置
  • 第2編:作業環境の改善方法
  • 第3編:労働衛生保護具
  • 第4編 関係法令
  • 参考資料

石綿取扱い作業ハンドブック

理解しやすさ
詳細さ
勉強のしやすさ
価格の安さ

石綿関係の本は専門的なものが多く、読みづらい場合が多いです。

石綿取扱い作業を行うすべての方が手軽に使用できることを目的に、重要な項目についてわかりやすく、簡潔に記述してあります。

ハンドブックという名のとおり136ページとコンパクトで、作業現場などに持ち歩くには最適です。

また。一般の方・化学物質に関する知識があまりない方でも読みやすくなっており、日常家庭レベルで行われる可能性のある家屋の補修作業の際の注意点や、生活環境上の注意点についても記述しています。

目次

  • 石綿の使用実態とその歴史
  • 石綿の有害性とその特徴
  • 石綿取扱い作業をより安全に
  • 石綿取扱い作業を行う際の3つのポイント
  • 石綿作業の実態
  • 作業事例
  • 石綿障害予防規則
  • 屋外作業場等における作業環境管理に関するガイドライン
  • 自動車のブレーキドラム等からのたい積物除去作業について

マンガでわかる住宅の解体: 石綿含有建材対策編

理解しやすさ
詳細さ
勉強のしやすさ
価格の安さ

基礎知識がなくどうしてもわからない場合に、重宝するのがマンガです。

石綿作業について学ぼうとすると教科書的なものが多い中、初心者にとてもやさしい1冊です。

住宅の解体での石綿作業に限定されますが、工事の流れを押さえて、工程ごとにポイントをマンガ形式で解説してくれます。

細かい専門知識では劣りますが、詳しい解説書よりも絵で分かりやすく、入門書しても良い1冊になります。

目次

  • 市内の木造二階建て住宅解体現場
  • 住宅メーカーへの報告と安全対策
  • 解体工事業者としてより安全に環境を守る
  • 資料編

アスベスト適正処理に係るガイドライン

理解しやすさ
詳細さ
勉強のしやすさ
価格の安さ

全国アスベスト適正処理協議会が、事前調査から最終処分まで確実にアスベストが適正処理されるよう、分かりやすく各業法やマニュアルなどの関連性を整理したものです。

とても詳細に記載されていますが、内容が難しく、値段も高いです。

会社などの所属で1冊購入するには、最適な1冊ではあります。

目次

  • ガイドライン作製の社会的背景
  • ガイドラインの必要性
  • アスベスト適正処理と役割
  • 適正処理者の説明責任と倫理
  • ガイドラインの全体構成
  • 適正処理と評価の構成
  • 適正処理業務の基本事項
  • 適正処理業務の内容
  • 参考資料

まとめ

今回、石綿(アスベスト)作業を勉強するのにおすすめな参考書・専門書を個人的な見解を添えて紹介させていただきました。

どの1冊を選ぶかによって、勉強時間・習熟度などで左右する重要な選択肢です。

上記でまとめさせて頂きました内容が、その選択の一助にでもなれば幸いです。

ぜひ自分に合う本を探していただき、石綿作業の知識が深まれば幸いです。