技術士(農業農村工学) PR

技術士(農業部門農業農村工学)二次試験の参考書・勉強方法

技術士(農業部門農業農村工学)二次試験の参考書・勉強方法
記事内に商品プロモーションを含みます。

技術士を受験する方は、基本的に実務経験を仕事で積みながら、試験勉強を行います。

技術士の過去問について、公益社団法人日本技術士会HPにて公表されているので、それをかき集めることでも対策をすることはできます。

しかし、実務経験をしている最中で仕事がハードで勉強どころではなく受験する方が多いため、合格率が低く難易度の高い資格試験になっています。

そのため、技術士(農業部門農業農村工学)二次試験の参考書・勉強方法について、効率的に勉強ができる方法を見つけて、合格の可能性を高めるための勉強対策を紹介させていただきます。

技術士(農業部門農村工学)二次試験の内容

試験

二次試験は、筆記試験・口頭試験で実施されます。

筆記試験は以下の科目になります。

  • 必須科目(2時間半)
    ・必須科目Ⅰ(40点満点):「技術部門」全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び 課題遂行能力に関する記述式2問(600字詰用紙3枚以内)
  • 選択科目(3時間半)
    ・選択科目Ⅱ(30点満点):「選択科目」についての専門知識及び応用能力に関する記述式2問(600字詰用紙1枚以内・600字詰用紙2枚以内)
    ・選択科目Ⅲ(30点満点):「選択科目」についての問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの記述式1問(600字詰用紙3枚以内)

口頭試験は、筆記試験の合格者のみに実施され、技術士としての適格性と高等の専門的応用能力などが求められます。

  • I 技術士としての実務能力(10分)
    ・1.コミュニケーション、リーダーシップ(30点満点)
    ・2.評価、マネジメント(30点満点)
  • II 技術士としての適格性(10分)
    ・3.技術者倫理(20点満点)
    ・4.継続研さん(20点満点)

筆記試験・口頭試験の各科目において60%以上の得点率が合格ラインで、技術士の資格を有することができます。

令和4年度に実施され二次試験の農業部門合格率は12.2%(合格者88人/受験者722人)と低い合格率です(参照元:日本技術士会HP)。

技術士(農業部門農業農村工学)二次試験の勉強対策

勉強

二次試験対策について、書籍を読んで独学でできる部分もありますが、記述試験・口頭試験には添削・模擬試験等の他者からの視点を入れるべきだと思います。

職場に有資格者がおり、試験対策について話が聞けることができれば独学でも対応できます。

会社によっては、資格獲得を奨励するために勉強会が開かれることもあります。

しかし、これらの方法が難しい場合でも、二次試験の添削・模擬試験をしてくれるサポートしてくれるサービスがあります。

おすすめの参考書とサポートサービスについて紹介します。

参考書

参考書

二次試験対策として、一次試験よりも実務に即した深い農業土木知識が求められます。

また、記述式の解答の仕方についても慣れる必要があります。

そのため、農業土木の知識を深めるために「農業農村工学ハンドブック」、二次試験の記述対策として「技術士第二次試験 農業部門 農業土木」をお勧めします。

農業農村ハンドブック

  • 著者農業農村工学会 (編集)・農業土木学会(編集)
  • 出版社:農業農村工学会
  • 発売日2010/8/1
  • ページ数:1250ページ

農業農村工学ハンドブック」は、(社)農業農村工学会(旧農業土木学会)が発行している、体系的に農業農村工学のすべてが勉強できます。

2分冊で本文約1,250ページもあり、これを3周も読んでおけば間違いはありません。

基礎編・応用編の2つに分かれており、以下のようになっています。

目次

基礎編

  • 第1部:数学・情報
  • 第2部:土
  • 第3部:水
  • 第4部:基盤
  • 第5部:農業・環境
  • 第6部:社会
  • 付録
  • 索引

本編

  • 第1部:農業農村工学概説
  • 第2部:農業農村の整備計画
  • 第3部:設計・施工
  • 第4部:管理
  • 第5部:事業の施工
  • 第6部:世界の農業農村開発
  • 索引

技術士第二次試験 農業部門 農業土木

  • 著者奥平 浩 (著)・中田 峰示 (著)
  • 出版社:日刊工業新聞社
  • 発売日2016/1/21
  • ページ数:160ページ

「技術士第二次試験 農業部門 農業土木」を用いることで、過去問の傾向対策をすることができます。

内容としては、傾向対策の他には、記述式問題の解答例も豊富に記載されています。

188ページに内容がコンパクトにまとめられているため、要点を絞って勉強することができます。

添削・模擬試験のサービス

サポート

二次試験対策について、記述試験・口頭試験の対策が必須になります。

独学では10%の合格率を突破するのは厳しいので、サポートサービスを使ってみるのも1つの手です。

おすすめのサービスとして

があります。

添削や模試などがあり、有効的に合格率を上げることができる通信講座です。

詳細については、別でまとめさせていただきておりますので、ご参照ください。

まとめ

勉強

技術士(農業部門農業農村工学)二次試験の参考書・勉強方法について紹介しました。

どうやって勉強に挑むかで、試験までの時間・習熟度などで左右する重要な選択肢です。

個人的な見解で偏った意見ではありますが、参考になれば幸いです。

技術士一次試験の対策はこちらでまとめさせていただいてますので、よろしければご覧ください。