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【ビオトープ水草】シラサギカヤツリの育て方・増やし方

【ビオトープ水草】シラサギカヤツリの育て方・増やし方
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コロナの外出自粛の影響から、メダカ飼育が1つのブームになり、庭でビオトープを楽しむ方が増えました。

時期になるとホームセンターでビオトープの専用コーナーが設けられるほどです。

しかし、生育形の違い・耐寒性など水草の特性が分からない種類も多くあります。

ビオトープで使われる水草の生態を把握するため、今回は「シラサギカヤツリ」の飼育方法についてまとめます。

シラサギカヤツリとは

シラサギカヤツリ(白鷺蚊帳吊)は、白い苞を広げた姿涼しげな、アメリカ原産で多年草の湿地性植物です

学名はRhynchospora colorata(Dichromena colorata)で、カヤツリグサ科リンコスポラ属(ディクロメナ属)に分類されます。

初心者でも育てやすくビオトープ内の生体の隠れ家になるので、「スターグラス」「シューティング・スター」の園芸品として多く流通されています。

シラサギカヤツリの育て方

シラサギカヤツリの育て方

湿地性植物ですので腰水栽培でも栽培できますが、水深5cmであれば浸水していても問題なく生育できます。

日当たりのよい場所を好み、一定以上の温度があれば白い花びらのように見える「総苞(そうほう)」を年中出します(実際の花、中心部に小さく付く)。

草丈は約50cm程度になり、風に揺れる姿が優雅です。

耐寒性はやや弱いですが、温暖地で常緑で越冬できます。

寒波が厳しい年は、温暖地では地上部が枯れた状態で越冬できましたが、温暖地以外では枯死しました。

シラサギカヤツリの増やし方

シラサギカヤツリの増やし方

株元の分けつと地下茎の両方でどんどん増えていくので、株分けで簡単に増やすことができます。

繁殖力が旺盛なので、植え替えが必要なほど鉢が密になりやすいので注意しましょう。

越冬後の初春(3~4月)に株分けするのがおすすめです。

まとめ

シラサギカヤツリの育て方・増やし方についてまとめました。

ビオトープではたくさんの水草が使用されています。

実際にビオトープを作成した私がおすすめする水草をまとめていますので、下記から詳細をご参照ください。