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植物性代替肉(大豆ミート)で注視されている添加物まとめ

植物性代替肉(大豆ミート)で注視されている添加物まとめ
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植物性代替肉とは、肉を食べることに対する環境・動物福祉への配慮から、植物性の材料を用いた肉の代用品です。

植物性代替肉が広く普及する中、「添加物が多い」という点が特に指摘されています。

「どんな添加物が入っているかわからないから怖い」「無添加じゃないから危ない」など様々な声が上がっています。

その中でどんな添加物が注視されているか調べてまとめてみました。

植物性代替肉(大豆ミート)で注視されている添加物について

比較 違い

日本では使用できる添加物について厚生労働省が定めており、海外のものより比較的安全です。

ただ、先進的な技術であるため、どんな添加物が含まれているのか不安に思う人が多くいます。

植物性代替肉(大豆ミート)の普及が進んでいる海外では、よく含まれている以下の添加物について問題提起されています。

これらの添加物が多く含まれていないか、食品表示を確認して安心して購入してみてください。

【植物性代替肉(大豆ミート)で注視されている添加物】

  1. 亜硝酸塩・亜硝酸ナトリウム
  2. 大豆レグヘモグロビン
  3. カラメル色素
  4. キサンタンガム
  5. メチルセルロース

添加物①亜硝酸塩・亜硝酸ナトリウム

ベーコン

防腐剤として使用される「亜硝酸塩」・発色剤として使用される「亜硝酸ナトリウム」は、加工肉で最も注視される添加物です。

肉に含まれる「アミン」と「亜硝酸塩・亜硝酸ナトリウム」が体内で反応すると、発がん性のあるニトロソアミンが生成されます。

International Journal of Epidemiologyでは、亜硝酸塩には乳がんと前立腺がんのリスクと正の関連があることを報告されています。

ただ、日本の食品安全委員会では、「食品由来の亜硝酸イオンによって、ヒトの健康に悪影響を及ぼしているという科学的知見がないことから、添加物として使用される亜硝酸ナトリウムが人の健康に悪影響を与えているという知見は得られていません。」とされています。

ベーコン・ウインナーが危険であるという趣旨で良く取り上げられる物質であり、安全か安全じゃないのか白黒はっきりしていません。

添加物②大豆レグヘモグロビン

大豆レグヘモグロビン(SLH:Soy leg Hem)は、大豆の根粒に存在する色素たんぱく質です。

ヘム(heme)という色素部分とグロビンというたんぱく質部分から構成される物質で、肉のヘム鉄と化学的に似ています。

赤身肉独特の色合い・香りを生み出すために、植物性代替肉(大豆ミート)の大手メーカーインポッシブルフードが導入しました。

FDAは、遺伝子操作された大豆レグヘモグロビン(別名GMOヘム)を色素添加物として認可したが、公益と環境の保護を目的とする非営利組織である食品安全センター(CFS)は、その判断に異議を申し立てをしています。(Forbes JAPAN)。

添加物③カラメル色素

カラメル色素亜硫酸化合物アンモニウム化合物一日摂取許容量(ADI)
カラメルI
caramel I (plain)
不使用不使用(設定なし)
カラメルII(日本禁止)
caramel II (caustic sulfite process)
使用不使用0-160mg/kg/day
カラメルIII
caramel III (ammonia process)
不使用使用0-200mg/kg/day
カラメルIV
caramel IV (sulfite ammonia process)
使用使用

カラメル色素は、厚生労働省が定めている食品用着色料です。

本物の肉に近づけるため、色づけ・苦味・香り・コクなどを出すために添加されます。

カラメルⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳまで4種類あり、カラメルⅠは天然由来で安全とされています。

カラメルIII とVIは、製造過程で発がん性のある4-メチルイミダゾールが微量生成され、危険性が指摘されています。

化学構造が動物や人間の遺伝子(DNA)の塩基に似ているため、DNAの塩基の中に入り込んで構造を変えてしまい、その結果細胞が突然変異を起こして「がん化」すると考えられています。

この4-メチルイミダゾールの発がん性に関しては、The National Toxicology Program (NTP)によって2007年に発がん性物質として指定されました。

また国際がん研究機関(IARC)では、ヒトに対する発癌性が疑われる「グループ2B」に分類されています。

しかし、食品成分表示には、「着色料(カラメル)」「カラメル色素」と表記だけで区別されていません。

製造メーカーによっては、カラメル色素Ⅰとあえて表記している会社(例:NEXTMEETの牛丼)もあるので、そうしたところから購入するのがおすすめです。

添加物④キサンタンガム

キサンタンガムは、でん粉・糖類から天然発酵によって作られる水溶性多糖類「バイオガム」です。

熱・冷凍解凍に耐性があるので増粘安定剤として使われていて、糊・とろみをつけるなどの目的で、片栗粉の代わりに使用されます。

微生物の働きを利用して作られ、厚生労働省にも使用が認可されているので安心できますが、原料に遺伝子組み換えトウモロコシが使用されている可能性があります。

また、消化しにくいため、大量に摂取すると軟便・便秘になる可能性が指摘されています。

添加物⑤メチルセルロース

メチルセルロースとは、植物繊維から抽出された水溶性のセルロースです。

食品衛生法上、メチルセルロースの最大使用量は食品の2.0%と定められています。

「加熱するとゲル化して増粘する」という特徴があるため、植物性代替肉(大豆ミート)に肉の線維の食を与えるのに使われます。

日本医薬品添加剤協会によると、動物実験にて「動脈壁内膜下にメチルセルロースの沈着」「動脈の血圧上昇及び糸球体腎炎」などの症状があるが、ヒトにおける知見として大きな問題は見られません。

まとめ

大豆ミート

植物性代替肉(大豆ミート)で注視されている添加物をまとめました。

【植物性代替肉(大豆ミート)で注視されている添加物】

  1. 亜硝酸塩・亜硝酸ナトリウム
  2. 大豆レグヘモグロビン
  3. カラメル色素
  4. キサンタンガム
  5. メチルセルロース

日本では使用できる添加物について厚生労働省が定めており、海外のものより比較的安全です。

もし植物性代替肉(大豆ミート)の導入を悩んでいる場合は、日本で製造されている植物性代替肉(大豆ミート)をまとめていますので、参考にしてみてください。