農業に関心を持ち、就農したいと考えた場合、最初はどうしたらいいかわかりません
農地をどう借りたらいいのか、どう栽培したらいいのか、活用できる補助金や支援制度がないのか、農業をはじめるための基礎知識がありません。
そのときは、就農相談してみましょう。
新規就農相談センターに行って、農家になるための相談をしよう!
新しく農業を始めたい人の相談窓口として助けになるのが、「新規就農相談センター」です。新規就農を目指す人を対象として、個別相談を無料で受け付けています。
新規就農相談センターには「全国新規就農相談センター」と「都道府県新規就農相談センター」の2種類あります。
どの地域・作物で就農するかも決めれていない場合は全国センター、地域が絞れている場合は都道府県センターを選ぶといいでしょう。
全国新規就農相談センター
全国新規就農相談センターは、全国農業会議所内に設置された相談窓口です。
個別相談をを受けており、それ以外にも
- 農業法人などの求人情報の公開
- インターンシップや就農準備校など農業体験の募集
- 「新・農業人フェア」などのイベント情報の発信
- 国や地方自治体による支援制度の紹介
なども行っています。
そのほかにも、農村での生活実情、農業経営、農業技術ついてのアドバイスをしてもらえます。
併設されている「全国農業会議所無料職業案内所」では、農業法人の求人情報が扱われています。
様々な地域の生産の仕方やサポート体制を知ることができ、他地域と比較しながら考えることができます。
都道府県新規就農相談センター
全国47都道府県には、都道府県新規就農相談センターが設置されています。
これには、「青年農業者等育成センター」と「都道府県農業会議」が併設しています。
青年農業者等育成センターは国の就農支援資金の窓口として、都道府県農業会議は農地を扱う農業委員会系統の組織として機能しています。
あらかじめ就農する地域が決まっている場合、特定地域の情報を収集したい場合は、都道府県新規就農相談センターに相談すると良いでしょう。
- 希望する作物や経営タイプに沿った市町村の紹介
- 市町村の就農支援情報の提供
- 農業法人・農業大学校などの研修情報の提供
- 農地の情報の提供
などを行ってくれます。
まとめ
就農相談は、新規就農の入り口ですので、まだまだ新規就農の道のりは険しいです。
始めで挫折することもあるかもしれませんが、新規就農相談センターを頼ってみてください。
ぜひ、就農に興味がありましたら、お近くの新規就農相談センターに寄ってみてください。