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『1m2からはじめる自然菜園』を読んだ感想・勉強まとめ!

『1m2からはじめる自然菜園』を読んだ感想・勉強まとめ!
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農業は1年に1作しかできないものが多く、圧倒的に経験・知識が不足してしまいます。

農業に従事し続けるには、勉強し常に新しい知見を学ばねばなりません。

勉強方法として、業界セミナー・先進地訪問・普及員による指導などありますが、私は本・業界誌・論文などを用いて勉強することが好きです。

その一環として『1m2からはじめる自然菜園』を読みましたので、書評・要約のように綺麗に整理できていませんが、感想・勉強になった内容をまとめてみます。

『1m2からはじめる自然菜園』とは?

読みやすさ
専門性
役立ち度
  • 著者竹内 孝功 (著)
  • 出版社学研プラス
  • 発売日2015/9/1
  • ページ数:128ページ

【目次】

  • 第1章 自然菜園入門
  • 第2章 1m2からはじめる自然菜園 実践編
  • 第3章 1m2を組み合わせて無限大のカスタマイズ菜園へ

『1m2からはじめる自然菜園』は、野菜が野菜のための土をつくる、無農薬・無施肥で、野菜が自然に育つ方法が学べる1冊です。

畑を1m×1mの小さなピースに区切って解説しているため、初心者でもわかりやすく、広さに合わせてピースをつなぎ合わせればよいので、さまざま広さの畑に応用できます。

著者の竹内孝功さんが写真とイラストを使って解説しているので、見やすく分かりやすいです。

畑でも野菜の栽培手順が確認できる、本誌電子版の無料ダウンロードサービス付です。

『1m2からはじめる自然菜園』を読んで勉強になったこと

本を読む

『1m2からはじめる自然菜園』では、草を活かして無農薬でも連作するほどどんどん土が良くなる方法が記載されています。

同じ場所で同じ科の野菜を毎年育てることを連作と呼び、連作によって育ちにくくなったり病気が出たりすることを「連作障害」といいます。

そのため、相性の良い野菜同士を混植し、交互にずっと繰り返し育てる交互連作をするリレー栽培ができる「ぐるぐるリレープラン」が紹介されています。

農薬・肥料を使うことなく、野菜の育土力に頼ることで、自然栽培が可能になります。

本書で、紹介されている「ぐるぐるリレープラン」は15つあります。

  1. ぐるぐるプラン1
    夏畝:トマト+(落花生・バジル・イタリアンパセリ)
    冬畝:キャベツ+(レタス)
  2. ぐるぐるプラン2
    夏畝:にんじん+(枝豆)
    冬畝:ごぼう+(ほうれん草)
  3. ぐるぐるプラン3
    夏畝:ナス+(落花生)
    冬畝:白菜+(パセリ)
  4. ぐるぐるプラン4
    夏畝:ピーマン・ししとう・パプリカ・唐辛子+(つるなしインゲン)
    冬畝:キャベツ・白菜・レタス
  5. ぐるぐるプラン5
    夏畝:キュウリ+(つるありインゲン)
    冬畝:エンドウ+(オオムギ)
  6. ぐるぐるプラン6
    夏畝:ジャガイモ
    冬畝:根深ネギ
  7. ぐるぐるプラン7
    夏畝:葉ネギ・ほうれん草(西洋種)
    冬畝:葉ネギ・ほうれん草(東洋種)
  8. ぐるぐるプラン8
    夏畝:ズッキーニー+(葉ネギ)
    冬畝:タマネギ+(ソラマメ)
  9. ぐるぐるプラン9
    夏畝:枝豆+(あずき)
    冬畝:ほうれん草+(水菜)
  10. ぐるぐるプラン10
    夏畝:さつまいも+(枝豆+ゴマ)
    冬畝:オオムギ
  11. ぐるぐるプラン11
    夏畝:マクワウリ+(エンバク+枝豆)
    冬畝:小松菜類+カブ類
  12. ぐるぐるプラン12
    夏畝:とうもろこし+かぼちゃ+(つるありインゲン+枝豆)
    冬畝:小松菜+(カラシナ+カブ)
  13. ぐるぐるプラン13
    夏畝:いちご+ニンニク
    冬畝:ニンニク+いちご
  14. ぐるぐるプラン14
    夏畝:スイカ+(オクラ+枝豆)
    冬畝:タマネギ+(クリムソンクローバー)
  15. ぐるぐるプラン15
    夏畝:ゴーヤ+(シカクマメ)
    冬畝:エンドウ+(ルッコラ)

詳細な情報・写真・図解は本書をご覧ください。

『1m2からはじめる自然菜園』を読んで今後勉強すべきこと

勉強

『1m2からはじめる自然菜園』を読んで、自然農法で連作をする方法について学べました。

より自然農法・有機農法などの知識をつけるために、他の本でも勉強します。

本書では、コンパニオンプランツの混植がメインで出てきたので、コンパニオンプランツについて学べる野菜の植え合わせベストプラン』を読んでみます。

また、アブラムシの対策が気になったので、下記記事を読んで勉強したいと思います。

まとめ

『1m2からはじめる自然菜園』を書評・要約のようにまとまっていないかも知れませんが、感想・内容を紹介しました。

まだまだ勉強不足ですので、これらからもしっかり勉強していきます。

最新の農業情報を得るためには、本だと出版までのタイムラグがあるので、農業の専門雑誌を読むほうがおすすめです。

毎月購入すると結構コストがかかってしまうので、ネットで農業雑誌・家庭菜園誌が読み放の「楽天マガジン」がおすすめですので、利用してみてください。