生物多様性

生態学の勉強におすすめの入門本(初心者~大学卒業レベル)

生態学を勉強する場合、大学に入学する以外で、体系的に勉強するのが非常に難しい学問です。

そのため、本の選び方には注意をしなくてはいけません。

出来るだけ教育機関で教科書として使用されているような本を厳選してみました。

個人的な意見ではありますが、おすすめの理由も添えて紹介します。勉強の一助になればと思います。

理解しやすさ
詳細さ
勉強のしやすさ
コスパ

「生態学入門 第2版」は、生態学の基礎から応用まで全部を網羅した現代生態学の総合的入門書です。

日本生態学会編であり、40名もの日本生態学会会員が編集・執筆・査読に関わっており、信頼のおける本で、体系的にまとめられています。

高校生物の新学習指導要領(H24)に合わせた内容になっていますので、初心者にも優しく解説され、要点を抑えて304ページに凝縮されています。

大学でも生態学の教科書としても利用されることもあるため、生態学を体系的に学ぶのにうってつけの1冊です。

目次

  • 第1章 生態学とはどんな学問か?-遺伝子から地球環境まで
  • 第2章 生物界の共通性と多様性
  • 第3章 進化からみた生態
  • 第4章 生活史の適応進化
  • 第5章 生理生態的特性の適応戦略
  • 第6章 動物の行動と社会
  • 第7章 個体間の相互作用と同種・異種の個体群
  • 第8章 生物群集とその分布
  • 第9章 生態系の構造と機能
  • 第10章 生態系の保全と地球環境
  • 付録
理解しやすさ
詳細さ
勉強のしやすさ
コスパ

「カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第5巻」は、生態学MITでも使われている世界標準の大学生物学の入門的教科書「LIFE」を邦訳した「アメリカ版 大学生物学の教科書」 全5巻セットの内の1冊です。

BLUEBACK(ブルーバックス)が出版している新書です。

240ページとコンパクトであるため、初心者ではない場合は記述が少なめで説明不足に感じるかもしれません。

しかし、カラーで紹介されているので、入門書としての機能は十分です。

目次

  • 第23章 環境における生物
  • 第24章 個体群
  • 第25章 生物種間相互作用の生態学的・進化論的意義
  • 第26章 生態学的群落(コミュニティ)
  • 第27章 地球のエコシステム

5巻セットなので、生態学も勉強したい場合は、5冊揃えてみても良いかもしれません。

理解しやすさ
詳細さ
勉強のしやすさ
コスパ

「キャンベル生物学」は国際生物学オリンピック委員会が推薦するほどブランドのある教科書です。

内容はとても豊富なのですが、とても分厚いのが問題点です。部屋に常備しておくならば、最高の1冊になります。

分厚いのを解消するために、キャンベル生物学の重要な部分だけを抽出した「エッセンシャル・キャンベル生物学」というものが出版されています。

2冊とも良本で、内容も豊富ですが、値段が驚くほど高いです。

内容が難しいので、初心者が挫折する可能性がありますが、本気で生態学を勉強できるので、この1冊で全てが網羅できる1冊ではあります。

まとめ

今回紹介させてもらいました本は、個人的な見解で偏った意見ではありますが紹介しました。

どの1冊を選ぶかによって、勉強時間・習熟度などで左右します。

ぜひ自分に合う本を探していただき、生態学の知識が深まれば幸いです。