CADオペレーターとは、AutoCAD・JW-CAD・VectorworksなどのCADシステムを用いて、PCで製図作業を行う技術職です。
在宅リモートワークができる仕事なので人気が高まっていますが、アルバイト・派遣のCADオペレーターは「底辺の職業」と表現されてしまいます。
CADオペレーターになって「年収が上がった」「働きやすい」などの意見もある中、なぜ底辺と言われてしまうのでしょうか。
もし底辺と呼ばれる状態なら、どうやって脱出すべきかまとめてみました。
目次
アルバイト・派遣のCADオペレーターが「底辺」と呼ばれる3つ理由
アルバイト・派遣のCADオペレーターが底辺と感じてしまうのは、以下の3つの理由があります。
アルバイト・派遣のCADオペレーターが「底辺」と感じてしまう3つ理由
- 単純作業の繰り返し
- コミュニケーションができない
- キャリアアップが難しい・給料が上がらないこと
理由①単純作業の繰り返し
1つ目の理由は、回される仕事が単純作業であることです。
アルバイト・派遣に回される仕事は「図面清書」が多く、コツコツこなす作業ばかりになります。
雑用扱いのように見下す設計士・デザイナーがおり、職場によっては非常に嫌な思いをすることもあります。
理由②コミュニケーションができない
2つ目の理由は、コミュニケーションが不要だと考えているCADオペレーターが多いことです。
パソコンに向けって作業するだけで、他者とコミュニケーションを取る必要がないと思っている方が少なくありません。
しかし、CADオペレーターは、設計士・デザイナーや現場の意向・修正依頼など頻繁にやり取りが必要です。
ここを間違えて参入してきた派遣・アルバイトのCADオペレーターにとって、地獄に感じるでしょう。
理由③キャリアアップが難しい・給料が上がらないこと
3つ目の理由は、キャリアアップが難しい・給料が上がらないことです。
CADオペレーターとして熟練になっても、キャリアアップは一切望めないので、給料UPも難しくなります。
専門性に対して十分な報酬が得られていないと感じられないこともあるでしょう。
アルバイト・派遣CADオペレーターが底辺を脱する2つの方法
CADオペレーターとして、底辺のように感じるなら、そこから脱する方法が2つあります。
【アルバイト・派遣CADオペレーターが底辺を脱する方法】
- 方法①勉強に時間を使う
- 方法②転職する
方法①勉強に時間を使う
1つ目の方法は、CADの資格取得・CAD以外の技術取得など、勉強に時間を使うことです。
CADオペレーターとしてより難易度の高い仕事を取得することができ、給料UPに繋げられます。
BIMオペレーター・建築士・デザイナーなどCADオペレーターの枠から脱するのも1つの手ですが非常に時間がかかりますので、CADの資格取得が明確で分かりやすいです。
CADの資格については下記記事でまとめていますのでご参照ください。
方法②転職する
2つ目の方法は、今の環境から離れるために転職することです。
「完全リモートワークOKな環境」「単価が高い」などのアルバイト・派遣に移ることができます。
また、アルバイト・派遣から「正社員」になることで、キャリアアップ・給料アップが見込めます。
転職サイトを活用することで、好条件な環境に移ることができるので、ぜひ試してみてください。
転職サービスの詳細については、下記記事にてまとめていますご参照ください。
まとめ
アルバイト・派遣CADオペレーターが底辺と呼ばれる理由、底辺を脱する方法をまとめました。
CADオペレーターは製造現場や建築・土木分野において必要不可欠な存在で、今後も無くなることがない職業です。
引く手数多の仕事なので、しっかりと対策を立てれば稼ぎ続けることができます。
CADオペレーターの将来性については、以下でまとめていますので参照してください。