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狩猟免許を取得し猟師となるために、勉強になるおすすめの本を紹介!

狩猟をするためには、狩猟免許取得が必須で、試験を通過する必要があります。

知識試験は猟友会などで売られている「狩猟読本」の中から出題されるため、この本をしっかり勉強すれば合格できます。

また、実技試験についても、狩猟免許試験の前に猟友会主催の講習会があり、この講習をしっかり受けていれば大丈夫です。

しかし、「狩猟について予備知識をつけておきたい」「狩猟の奥深さを知っておきたい」という場合は、本を活用することで狩猟について学ぶことができます。

狩猟への考え方・心の向かい方など技術よりも重要な事柄も知れるきっかけにもなります。

個人的な意見ではありますが、おすすめの理由も添えて本を数点紹介させていただきます。

狩猟免許取得を目指していなくても、狩猟について勉強してみたい方もぜひ読んでいただきたいものばかりです。

勉強の一助になればと思います。

「これから始める人のための狩猟の教科書」

詳細度
勉強度
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  • 出版社:秀和システム
  • 著者:東雲輝之
  • ページ数:416ページ

タイトルの通り、これらから始める初心者が狩猟のイロハを学ぶことができる1冊です。

「狩猟読本」よりは嚙み砕かれていますが、教科書の名の通り、全ての猟(散弾銃・エアライフル・ライフル・罠・網)について、各狩具ごとに準備・実際の獲物の取り方・料理法まで狩猟の専門知識が凝縮されています。

大量の写真・イラストを駆使して初心者にも伝わりやすいように工夫されており、カラー図解で視覚的に理解できます。

狩猟の全容が把握できるため、狩猟の世界への橋掛けとしては最適だと思います。

【目次】

  • 「イントロダクション」
    ・狩猟の世界へようこそ!
  • 「Chapter1 散弾銃猟 ~Shotgunner~」
    ・散弾銃猟の世界へようこそ!
    ・散弾銃猟を知ろう!
    ・山に住む動物を知ろう!
    イノシシ料理を楽しもう!
  • 「Chapter2 エアライフル猟 ~Air rifleman~」
    ・エアライフル猟の世界へようこそ!
    ・エアライフル銃を知ろう!
    ・身近に住む鳥を知ろう!
    ・野鳥料理を楽しもう!
  • 「Chapter3 ライフル猟 ~Rifleman~」
    ・ライフル猟の世界へようこそ!
    ・ライフル銃を知ろう!
    ・日本文化を代表する動物を知ろう!
    ・シカ料理を楽しもう!
  • 「Chapter4 罠猟 ~Trapper~」
    ・罠猟の世界へようこそ!
    ・罠を知ろう!
    ・人里に現れる動物を知ろう!
    ・毛皮をなめしてみよう! &料理しよう!
  • 「Chapter5 網猟 ~Traditional Hunter~」
    ・網猟の世界へようこそ!
    ・網を知ろう!
    ・鴨料理を楽しもう!

この本の他にも、猟具ごとにも出版されているので、全体ではなく猟具を絞った内容を知りたい方はそちらの方が良いかもしれません。

「僕は猟師になった」+α

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勉強度
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  • 出版社:新潮社
  • 著者:千松信也
  • ページ数:244ページ

狩猟8年目・33歳の猟師の1年間の生活に密着できるエッセイです

著者の千松信也氏は、銃を使わずに罠猟(くくり罠猟)・網猟(無双網猟)で狩猟をしています。

猟の仕方から自然と向き合う中で考えたことまで、命のやりとりが等身大の記録でつづられています。

他にも「けもの道の歩き方 猟師が見つめる日本の自然」という本も出版されています。

こちらは、「僕は猟師になった」から7年後に出版された本で、家族ができた後の価値観の違いなどにも注目されました。

さらに、2018年にNHKで放送された「ノーナレ けもの道 京都いのちの」で取り上げられ、2020年6月には「僕は猟師になった」映画化もされます。

様々な形で注目を集めておりますので、ぜひ触れてみてはいかがでしょうか?

ジビエ 解体・調理の教科書

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勉強度
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  • 出版社:グラフィック社
  • 監修:一般社団法人日本ジビエ振興協会
  • ページ数:176ページ

ジビエの解体手順から調理方法まで、解体加工の正しい知識を学ぶことができる参考書です。

適正に捕獲された野生鳥獣を、衛生的に処理・加工し、流通規格に則った安心・安全なジビエを流通するため、食肉処理施設の導線・調理の衛生管理など、日本ジビエ振興協会が力をいれているのが分かります。

下処理などの細かい作業もカラー写真で丁寧に解説されており、この本に沿って解体を実施すればよいので、ジビエの処理に不慣れな初心者にとって有難いです。

流通規格であるので設備的に厳しい場合もあり、完全に真似をできるわけではないけれども、とても参考になります。

【目次】

  • 第1章 急増する野生動物被害の実態
    ・深刻化する野生動物の被害
    ・手を打たないとどうなるのか?
    ・野生動物急増の要因/害獣捕獲の現状と実態
    ・食肉の利活用を推進するには
    ・衛生について意識しよう
    ・ジビエを美味しくする止め刺し
    ・運搬でジビエの鮮度が決まる
  • 第2章 解体編
    ・解体に使う道具と服装
    ・解体作業を行う環境
    ・解体作業の流れ
    ・【鴨をさばく】
    ・【鹿をさばく】
    ・【猪をさばく】
    ・【穴熊をさばく】
  • 第3章 調理編
    ・【鹿肉のレシピ】
    ・【猪肉のレシピ】
    ・【鳥肉のレシピ】
  • 第4 章 食肉利活用のための取り組み
    ・ラーメン協会の取り組み
    ・ジビエ料理コンテスト
    ・各地でのフェア・セミナー
    ・ジビエ利用拡大に向けた取り組み

山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記

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勉強度
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  • 出版社:講談社
  • 著者:岡本 健太郎

山賊ダイアリーは、現役猟師兼漫画家である岡本健太郎氏による狩猟・ジビエ食の実録日誌がマンガ化されたエッセイマンガです。

『イブニング』(講談社)2011年6号から連載開始して、2016年17号の第100話をもって完結しました。

岡山県にて第一種銃猟免許とわな猟免許を取得した著者が、あらゆる野生鳥獣を狩っては食べる様子が面白いのはもちろん、初心者が狩猟の場数を踏んで成長していくのも見逃せません。

岡本県津山市の公式観光サイトにおいて、地元を舞台とするマンガとして紹介されているなど、多方面に影響を与えています。

経験に基づいて書かれるリアルな猟師の日常がフランクに知りたい方にはおすすめです。

猟の難しさ・厳しさを垣間見ることができますが友人と一緒に猟をしている場面などに憧れました。

「わたし、解体はじめました」+α

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勉強度
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  • 出版社:木楽舎
  • 著者:畠山千春
  • ページ数:192ページ

「狩りガール」「狩猟女子」の火付け役となった畠山千春さんの著書です。

畠山さんが狩猟女子と呼ばれるようになるまでのストーリーと共に、動物の解体方法などもイラストを用いて解説してあります。

狩猟初心者が書いた著書であるため、深い狩猟内容が記載してあるとは言えませんが、女性目線での狩猟を知りたい方、やさしいイラストで知りたい方には良いのではないでしょうか。

他にも女性ハンターさんの本がありますので、ご参照ください。

罠ガール

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  • 出版社:電撃コミックスNEXT(株式会社KADOKAWA刊)
  • 著者:緑山のぶひろ

「罠ガール」は月刊誌「電撃マオウ」(KADOKAWA アスキー・メディアワークス)で連載中のマンガです。

著者の緑山のぶひろさんわな猟免許を持つ兼業農家でもあり、体験を交えながらマンガが描かれています。

女子高生が畑を荒らす野生動物を捕獲するため、18歳にして「わな猟免許」を所持して設定です。

マンガではありますが、罠猟についてきちんと解説されているのが見どころです。

田舎JKの日常みたいな設定には到底思えなく、ツッコミどころ満載ですが、害獣駆除の現場をわかりやすく、かわいく描かれており、楽しく読み進められます。

狩猟に興味あるけど、罠猟ってどんなんかなって感じの方には面白い1冊になると思います。

まとめ

今回紹介させてもらいました本は、個人的な見解で偏った意見ではありますが紹介させていただきました。

まとめさせて頂きました内容が、本を選択する一助にでもなれば幸いです。

ぜひ自分に合う本を探していただき、猟師になること挑戦していただけたらと思います。