スマート農業

収穫が自動化できる「収穫ロボット」おすすめ3社を紹介

農業の収穫作業は、短い収穫適期に集中するため、販売規格の農産物を収穫するためには時間との戦いです。

しかし、少子高齢化による労働力不足・圃場の大規模化に伴って、収穫作業を的確に実施する農家の負担が重くなっています。

そこで、ロボットを導入することで、収穫作業を簡易化・自動化をする試みが始めっています。

スマート農業に導入される最新技術で分からないことが多くありましたので、この収穫ロボットについて調べてみました。


収穫ロボットとは

収穫ロボットは、カメラ・AIによる画像解析により収穫の要否を判断し、アーム等で農産物を収穫・運搬を行うロボットです。

レール・白線などのガイド式が多いですが、自走式・吊り下げ式・ドローン式などもあります。

まだ多くの種類は出ていませんが、有名な収穫ロボットとして以下の会社がおすすめとして挙げられます。

【おすすめ収穫ロボット】

  1. AGRIST株式会社
  2. パナソニックホールディングス株式会社
  3. AVO

AGRIST株式会社

AGRIST株式会社はテクノロジーで農業課題を解決するベンチャー企業です。

AIと収穫ロボットの社会実装を目指しており、施設園芸野菜における自動収穫機を活用した「生産管理体制の構築」の実証が、国が実施する令和2年度「スマート農業実証プロジェクト」に採択されています。

収穫ロボットの欠点として、導入費用がどうしても高くなりがちです。

そこで、導入機材の費用を150万円にし、ロボット収穫分の売上10%をサービス料(収穫手数料)として支払う「RaaSモデル」という方式を採用しています。

売り切りだけでないので、メンテナンス・製品のアップデート・バージョンアップなど対応が可能です。

吊り下げ式ピーマン自動収穫ロボット「L」が一般発売されています。

自動で摘果するだけでなく、余分な茎を切り取る作業も実施できます。


パナソニックホールディングス株式会社

パナソニックホールディングス株式会社では、トマト収穫ロボットを開発しています。

トマト収穫ロボットは、多関節ロボットと台車を組み合わせたシステムで、畝に敷かれたレーンで自動収穫をして別で自律移動する台車に乗せて運搬します。

画像解析・ロボットアームの制御など、Panasonicの技術がしっかり活かされています。

  • AIによる画像認識で重なり合って見えにくいトマトを識別する
  • トマトの熟度を色見本で調整できる
  • 摘果に刃物を使わずリングを使うことで手作業を再現し、摘果時のダメージレスを図る
  • 人に危害を与えない安全面の配慮

販売価格は1台500万円程度を想定して開発されているようです。(引用:日経ビジネス

inaho株式会社

inaho株式会社は、アスパラガス・トマト・キュウリ・イチゴなどの収穫ロボットを開発しています。

ビニールハウス間に白い線を設置するだけで自動走行可能なロボットで、既存施設に簡単に導入が可能です。

農研機構の「労働力不足の解消に向けたスマート農業実証」「イノベーション創出強化研究推進事業」、経済産業省の「ものづくりスタートアップ・エコシステム構築事業」と、数多くの実証事業・補助金プロジェクトに採択されています。

AGRIST株式会社と同様に「RaaSモデル」を採用していますが、初期費用0円で市場取引価格の15%を手数料と支払うという点が違います。

売り切りだけでないので、メンテナンス・製品のアップデート・バージョンアップなど対応が可能です。

まとめ

収穫が自動化できる「収穫ロボット」おすすめ3社として、

  1. AGRIST株式会社
  2. パナソニックホールディングス株式会社
  3. AVO

を紹介させていただきました。

スマート農業をできることから導入して、農業の省力化を少しでも図っていきたいです。