野菜ソムリエ資格は、2001年から一般社団法人野菜ソムリエ協会が主催する、野菜や果物の目利き、栄養・素材に合った料理法などの専門の知識を持っていることを認定する民間資格です
6万人以上の野菜ソムリエが誕生し、料理教室・セミナー講師・食育活動・コラム執筆・レシピ開発・青果販売などさまざまなフィールドで活躍しています。
人気の資格なのですがネットで調べてみると、取得する意味ない・役に立たないなどの情報が見受けられます。
このような極端な意見は間違っており、なぜこのような意見が出てくるのか、まとめます。
野菜ソムリエが「意味ない」「役に立たない」と言われてしまう3つの理由
上記で取り上げたような良い面があるのに、野菜ソムリエが「意味ない」「役に立たない」と言われる理由を3つ挙げることできます。
- お金がかかる
- 合格率が高い
- 民間資格であること
①お金がかかる
野菜ソムリエ資格の養成講座を受講して試験を受ける必要があります。
その受講料が野菜ソムリエは148,000円、野菜ソムリエプロは320,500円かかります。
また野菜ソムリエプロは更新が必要で、年会費6,000円の野菜ソムリエメンバーズの加入が必須です。
これらの料金が他の資格と比べると高額であるため、他の資格の方が良いと言われてしまいます。
②合格率が高い
野菜ソムリエ資格パンフレットを確認すると、野菜ソムリエの合格率は85％です。
そのため、高い受講料さえ払えば合格することができる無駄な資格だと言われてしまいます。
野菜ソムリエプロの合格率は35％と示され、3人に1人しか合格しないのに、野菜ソムリエの合格率を引っ張られる形で、容易に合格できると記載されている記事が多いです。
③民間資格であること
野菜ソムリエ資格は民間資格で、国家資格ではありません。
そのため、「業務独占資格」ではないので、野菜ソムリエではない人が野菜ソムリエに近い仕事をすることは可能です。
知識だけを有していれば、他の資格で泊をつけ活動ができるので、取得する意味がないと言われてしまいます。
野菜ソムリエが「意味ない」「役に立たない」は大間違い
上記のような理由から野菜ソムリエが「意味ない」「役に立たない」と言われてしまいますが、それは大いな間違いです。
野菜ソムリエは、野菜・果物の基礎知識と伝え方のノウハウを身につけ、生活力の向上や職場でのスキルアップに繋げることができます。
一般社団法人野菜ソムリエ協会のHPでは、野菜ソムリエの認知度は8割もあると示されており、取得しているだけで泊がつきます。
それだけでなく、野菜ソムリエ資格を取得すると以下の活動に参加・入会できます。
- 野菜ソムリエメンバーズ：野菜ソムリエとして必要となる知識を再新に保つことをサポートする制度
- 野菜ソムリエコミュニティ
：勉強会・産地ツアー・地域イベントを実施する協会認定の地域コミュニティ - 野菜ソムリエサミット：野菜ソムリエによる野菜・果物の評価会
- 野菜ソムリエアワード：価値ある活動をした野菜ソムリエの発表会
これらに参加できるため、資格取得後もスキルアップを続けることができます。
また、野菜ソムリエに仕事を依頼したい企業・団体様と野菜ソムリエとのマッチングする「野菜ソムリエカンパニー」に登録することができます。
これらを活用して、自分の仕事の幅を広げたりできるので、野菜ソムリエを取得する「意味がある」「役に立つ」といえます。
まとめ
野菜ソムリエ資格が「意味ない」「役に立たない」は大間違いである理由をまとめました。
野菜ソムリエ資格を人材育成に活用した企業・法人・団体が、「資格を取得して良かった」と97％と答えており、満足度の高い資格です。
興味がありましたら、無料パンフレットを公式HPからダウンロードできますので、野菜ソムリエ資格の詳細をご確認ください。
また、野菜ソムリエの取得方法についての詳細は、下記記事にてまとめていますのでご参照ください。
